淡路島の神社・仏閣

淡路国分寺

2024年4月23日

淡路国分寺の外観

国指定の重要文化財である釈迦如来像と県指定の重要文化財である飛天像が安置されているのが、国分寺です。この国分寺は、聖武天皇が天平九年(737年)に釈迦三尊像の造立と大般若経一部の写経を命じ、天平十三年(741年)に国ごとの僧寺建立の詔によって建てられました。

本尊の釈迦如来像は、像高約3メートルあり、淡路島一の仏像です。全国で唯一、造立当初の本尊が残っています。

また、国の重要文化財である釈迦如来坐像が安置されている本堂は、奈良時代に建立され、1200年以上の歴史を誇ります。南北朝時代初めの作とされるこの像は、荘厳な姿を持ち、当時の隆盛をしのばせます。

境内では、国内でも希少な瓊花(ケイカ)や、奈良の唐招提寺から株分けされたツツジなどを見ることができ、4月下旬頃には瓊花の白とツツジのピンクが、境内を彩ります。

淡路国分寺の基本情報

名称淡路国分寺
住所兵庫県南あわじ市八木国分331
電話0799-42-4773
公式サイトhttps://www.yumebutai.co.jp/
営業時間
定休日
入場料【拝観料】300円、特別公開は年2回(5月8日:花まつり、8月1日:献灯会/夜間ライトアップ)
駐車場普通車5台、バス2台
駐車料金無料
アクセス公共交通:縦貫線[鳥井経由]福良行 立石から徒歩13分(1km)
車:洲本ICより福良方面へ約8.5km、西淡三原ICより洲本方面へ約5kim

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