淡路島の神社・仏閣

長林寺

2024年4月23日

長林寺の外観

淡路七福神霊場の一つである長林寺では、福禄寿をお祀りしています。福禄寿の功徳には、子孫繁栄(福)、財産(禄)、健康長寿(寿)があります。境内には淡路島特産のいぶし瓦でできた福禄寿像があり、多くの参拝者の目を引いています。こちらは大望成就を授けるみ寺です。

天平九年(737)、僧行基が七堂伽藍を建立し、本尊の十一面観音菩薩像を安置しました。これが長林寺の起源であり、塔頭十二坊を有し、仏教を広める霊場として名を知られました。延喜元年(901)、管原道真が当地に滞在し、都を志す誓いを立てたことから、この地が「都志」と呼ばれるようになりました。

長林寺では、十一面観音菩薩の縁日には夏祭りが開催され、勇壮な「つかいだんじり」が境内を練り歩きます。この伝統的な民俗芸能は、二人の乗り手が操るだんじりが縦横無尽に転がり、妙技が披露される様子が見どころです。過去には国立劇場でも公演され、全国的に知られる貴重な地域の文化遺産となっています。

福禄寿の縁日は毎年1月1日から15日までの期間に行われます。

長林寺の基本情報

名称長林寺
住所兵庫県洲本市五色町都志万歳975
電話0799-33-0121
公式サイトhttps://www.tyorinji.com/
営業時間8時~17時(お参りは24時間可能)
定休日なし
入場料無料(拝料300円)
駐車場50台
駐車料金無料
アクセス公共交通:神戸~五色高田屋嘉兵衛公園行 五色BCから徒歩10分(700m)
車:淡路ICから車で25分(18km)

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