淡路島の護国寺は、淡路島七福神霊場の一部で、布袋尊を祀っています。この寺は家庭円満や和合をもたらす場所として知られています。
この古刹は、行教上人によって開創されました。本尊の大日如来挫像は、慈悲深い姿で胎蔵界を表しており、千年以上の歴史があります。行教上人は、大和大安寺で修行し、後に伝灯大法師として活動しました。彼は貞観元年(869年)に豊前宇佐八幡宮を参詣し、ここで2年以上を過ごしました。この場所は、行教上人と深い縁がある歴史的な遺跡です。
布袋尊は、中国の五代時代の聖人である弥靭菩薩の化身と言われています。彼は大らかさや和合を象徴し、人々に忍耐と調和を教えます。布袋尊は、自分のものではない宝物を持つことで知られ、困っている人々に対する慈愛深い贈り物を行います。彼の大きな耳たぶは、他人の話をよく聞き、言ってはいけないことを貯めて大きくすることを象徴しています。布袋尊は、人間関係における理想的な姿を表しています。
毎年4月には、ほてい祭が行われます。
護国寺の基本情報
名称 | 護国寺 |
住所 | 兵庫県南あわじ市賀集八幡732 |
電話 | 0799-54-0259 |
公式サイト | ー |
営業時間 | 8時~17時(お参りは24時間可能) |
定休日 | 無休 |
入場料 | 無料 |
駐車場 | あり |
駐車料金 | 無料 |
アクセス | 公共交通:縦貫線[鳥井経由]福良行、御陵前(バス)から12分(850m) 車:西淡三原ICから車で8分(5.1kkm) |