淡路島の美術館・博物館

五斗長垣内遺跡(ごっさかいといせき)

五斗長垣内遺跡は弥生時代後期(1800〜1900年前)に鉄器を作っていた村の遺跡です。当時の最新技術である鉄器作りを100年以上続けた村の遺跡は珍しく、歴史的な重要性から2012年に国史跡に指定されています。

この記事では、五斗長垣内遺跡を実際に訪れて感じた魅力とともに観光のポイントをお伝えします。

五斗長垣内遺跡の観光ポイント

五斗長垣内遺跡の鉄器工房の様子
五斗長垣内遺跡で出土した鉄製品
五斗長垣内遺跡で出土した朝鮮半島製の板状鉄斧

五斗長垣内遺跡では23棟の竪穴建物跡が発見され、その内、12棟が鍛冶工房建物であることがわかりました。建物跡からは100点を超える鉄製品をはじめ、石製の鍛冶工具が出土しており、当時の様子を知ることができます。

また朝鮮半島製の板状鉄斧からは、当時の人々が海を介して交流をしていた様子もうかがえます。

五斗長垣内遺跡の展示物

五斗長垣内遺跡の展示室
五斗長垣内遺跡の竪穴建物の中の様子
五斗長垣内遺跡の遺跡紹介動画

五斗長垣内遺跡には、主に以下の展示品があります。

  • 竪穴建物と各解説
  • 発掘された鉄製品および石製の鍛冶工具と各解説
  • 五斗長垣内遺跡の紹介動画

また受付のある建物には、五斗長の甘みと栄養がずっしりの「まるご玉葱」を使った料理が楽しめるまるごキッチンもあります。

五斗長垣内遺跡の基本情報

名称五斗長垣内遺跡
住所淡路市黒谷1395-3
電話0799-70-4217
公式サイトhttps://gossa-awaji.jp/
営業時間09:00-17:00
定休日月曜日(祝日の場合は翌平日)
入場料無料
駐車場あり
駐車料金無料
アクセス公共交通:北淡ICバス停からタクシー10分、徒歩45分。
車:北淡ICから車で10分。

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