淡路島の神社・仏閣

おのころ島神社

2023年11月21日

おのころ島神社の大鳥居

おのころ島神社は、日本神話に登場するイザナギとイザナミを祀り、淡路島に古くから存在する神社です。この神社は、高さ21.7メートルにも及ぶ壮麗な朱塗りの大鳥居で知られ、地元の人々に親しまれています。特に、安産や縁結びの神様として広く信仰されており、多くの人々が安産祈願や子どもの成長を祈る初宮参り、七五三参りなどで訪れます。縁結びや子育てに関する願い事がある方には、この神社でお守りを手にすることをおすすめします。

おのころ島神社の観光ポイント

おのころ島神社の正殿

国生み神話の伝承地

おのころ島神社は、古代の御原入江の中にあり伊弉諾命(イザナギノミコト)と伊弉冉命(イザナミ)の国生みの聖地と伝えられています。

日本の神話とも言われる古事記の冒頭部分「国生み」を上記の動画で学ぶと、おのころ島神社についての理解が深まります。ぜひご覧ください。

日本三大鳥居

おのころ島神社の大鳥居

玉ねぎ畑の平野に囲まれたおのころ島神社でひときわ目立つ高さ21.7m、幅31.2mの巨大な朱色の大鳥居。この鳥居は平安神宮及び厳島神社とならび日本三大鳥居の一つにも数えられています。

縁結びのパワースポット

おのころ島神社の鶺鴒石

おのころ島神社は縁結びのパワースポットとしても知られています。特に鶺鴒石(せきれいいし)は、神様が夫婦の道を開かれた場所として知られ、縁結びのご利益があるとされています。この石には、紅白の縄が締められており、異なる縄の握り方によって、新しい出会いを授かる祈りや、現在の絆を深める祈りができます。

おのころ島神社の施設

淡路島南あわじ市にあるおのころ島神社に到着すると目につくのがシンボルとなる大鳥居です。高さ21.7mの大鳥居は日本三大鳥居としても知られています。

大きな鳥居を通り、石の階段を上がった正面には正殿があります。正殿は伊勢神宮と同じ様式の神明造です。正殿では、結婚式や七五三、お宮参りなど、様々な祈祷が執り行われます。

正殿の東側には御神木が祀られている建物があります。中をのぞくと夫婦松(こえ松)の御神木があります。

正殿の西側には伊弉諾命・伊弉册命の御子神様を奉斎する八百萬神社があります。さらに周辺には産宮神社(お砂所)があります。自凝島神社の塩砂は、「天の沼矛」が大八洲の国を生み出す際に滴った塩に由来しています。このため、妊婦はこの神社を安産の神として参拝し、安全な出産を祈願しています。

正殿の前には鶺鴒石(せきれいいし)があります。伊弉諾命と伊弉册命の二柱の神が正殿の前にあるこの石の上で、一対の鶺鴒が夫婦の絆を結ぶ様子を目撃したのがきっかけでお子様を授かったという言い伝えがあります。

おのころ島神社から400mほど離れた場所には天の浮橋(あまのうきはし)、葦原国(はしはらのくに)など古事記・日本書紀に関する案内や石碑があります。

おのころ島神社の正殿東にある御神木
おのころ島神社の御神木
おのころ島神社の八百萬神社
おのころ島神社の受付

おのころ島神社の概要

名称おのころ島神社
住所兵庫県南あわじ市榎列下幡415
電話0799-42-5320
公式サイトhttps://www.freedom.ne.jp/onokoro/
営業時間24時間(参拝)
9:00~17:00(社務所)
定休日年末年始
入場料無料
駐車場あり
駐車料金無料
アクセス車:神戸淡路鳴門自動車道「西淡三原IC」より10分
バス:各線「三宮駅」より各社高速バス福良行きで1時間10分、陸の港西淡下車しタクシーで10分

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