淡路島の美術館・博物館

淡路市立中浜稔猫美術館

2023年10月26日

淡路市立中浜稔猫美術館は、猫の墨絵で知られる芸術家、中浜稔氏の作品を展示する日本国内唯一の美術館です。館内には30メートルに及ぶ巨大な絵巻物「猫浜物語」など大小合わせて120作品にも及ぶ猫の墨絵が展示されています。墨絵教室では、来館者自身がアート作品を作る体験もでき、猫好きはもちろん、墨絵に興味がある人も楽しめる淡路島の美術館です。

この記事では淡路市立中浜稔猫美術館を実際に訪れて感じた魅力とともに観光のポイントをお伝えします。

中浜稔氏について

兵庫県津名郡東浦町(現:淡路市)出身の中浜稔氏は、商業建築から転じ、1977年に「にゃん友会」を立ち上げ。1984年(昭和59年)には南画の直原玉青に師事、猫画の展覧会を全国で展開、2000年に故郷に猫美術館を開設。2001年に大衆のノーベル賞と言われる東久邇宮記念賞受賞。現在は複数の団体で活躍し、著書も多数。

淡路市立中浜稔猫美術館の観光ポイント

淡路市立中浜稔猫美術館の淡路島「猫浜物語」

淡路市立中浜稔猫美術館の観光ポイントは以下の3つです。

  • 猫の墨絵を集めた日本唯一の美術館
  • 巨大な30メートルの絵巻物「猫浜物語」
  • 毎月第2月曜に開催される墨絵教室

淡路市立中浜稔猫美術館は猫の墨絵の第一人者である中浜稔氏の作品が一堂に会する、日本で唯一の美術館です。猫好きだけでなく墨絵やアートが好きな方にもオススメです。

特に巨大な30メートルの絵巻物「猫浜物語」は猫と淡路島へ流罪となった天皇の物語が墨絵で描かれた作品でとても見ごたえがありました。

また毎月開催されている墨絵教室では中浜稔画伯との交流もできるとのことです。

淡路市立中浜稔猫美術館の展示品

淡路市立中浜稔猫美術館の町内の群像

淡路市立中浜稔猫美術館の1階には20メートルの「町内の群像」をはじめ石像や掛け軸、屏風などいろいろな猫アートが展示されています。

淡路市立中浜稔猫美術館の猫の貼り絵

2階には淡路市立中浜稔猫美術館の代表的な展示物「猫浜物語」のほか、猫の貼り絵や俳句などさまざまな作品が展示されています。

淡路市立中浜稔猫美術館の体験教室

淡路市立中浜稔猫美術館では毎月第二日曜日の13時〜16時まで中浜稔画伯と楽しい墨絵教室が開催されています。

料金は1,500円(別途入館料)です。申し込みやお問い合わせは本記事の最後にある連絡先へお問い合わせください。

淡路市立中浜稔猫美術館の年間恒例行事

淡路市立中浜稔猫美術館の猫はがき絵コンクール

7月第一日曜: 猫美術館祭り
8月〜翌年2月: 猫のはがき絵コンクール
10月: 淡路文化村祭り

淡路市立中浜稔猫美術館の概要

名称淡路市立中浜稔猫美術館
住所兵庫県淡路市浦668-2
電話0799-75-2011
Emailinfo@nekobijyutsukan.com
公式サイトhttps://www.nekobijyutsukan.com/
営業時間10:00〜18:00
定休日毎週月曜日(祝日は翌日)
入場料大人620円、生徒310円、児童210円
駐車場20台
駐車料金2時間以内無料
アクセス公共交通:東浦バスターミナルより 徒歩1 分
車:東浦ICから車で5分。

-淡路島の美術館・博物館
-,