淡路島の美術館・博物館

南あわじ市滝川記念美術館 玉青館

2023年10月30日

南あわじ市滝川記念美術館 玉青館は、日本現代南画の第一人者「直原玉青」画伯の作品を展示する美術館で、日本ではじめての現代南画の美術館でもあります。

2020年からは同市で発見された紀元前の青銅器「松帆銅鐸(まつほどうたく)」も同時に展示がはじまりました。

この記事では、南あわじ市滝川記念美術館 玉青館を実際に訪れて感じた魅力とともに観光のポイントをお伝えします。

南画と現代南画について

南画は水墨を基調にした絵画で、中国の元・明時代に日本へ伝えられた南宗画が、江戸時代に盛んに描かれ日本独自の絵画世界を作り、やがて略して南画と呼ばれるようになったと言われています。

その後、日本画や洋画の写生の手法や色彩を取り入れるようになったのが現代南画です。

直原玉青氏に師事し、猫の墨絵の第一人者として知られる中浜稔画伯の美術館も淡路島にはあります。墨絵に関心のある方にはこちらの美術館もオススメします。

南あわじ市滝川記念美術館 玉青館の観光ポイント

南あわじ市滝川記念美術館 玉青館の天井(雲龍図)

南あわじ市滝川記念美術館 玉青館の見どころは主に以下の2点です。

  • 現代南画
  • 松帆銅鐸

観光ポイントの1つ目は現代南画。第一人者の直原玉青氏の作品を1階展示室で鑑賞することができます。特に四季のうつりかわりの中に禅思想を説いた代表作品「禅の牧牛,うしかひ草」は圧巻です。現代南画が常設展示される美術館は珍しく、貴重な体験になるでしょう。

次に南あわじ市滝川記念美術館 玉青館のある南あわじ市で発見された紀元前に製造された銅鐸。2,100〜2,300年前に作られた国宝級の松帆銅鐸(青銅器)が展示されています。

詳しくは淡路島松帆銅鐸のサイトをご覧ください。

直原玉青画伯について

直原玉青画伯は、幼少期を淡路島の洲本で過ごし、16歳で画家を目指して大阪へ。多くの師から学び、数々の展示会に入選。昭和35年に日本南画院の創設メンバーとなり、平成3年から亡くなる平成17年まで会長を務め、南画界を牽引。少年時代から俳句を愛し、17歳で賞を受賞。戦後、著名な俳人と交流し、多くの作品を発表。禅の道にも進み、昭和55年には禅寺の復興にも関わる。彼の生涯は、南画、俳句、禅の三位一体が表現された「句画禅一如」の精神を体現していました。

南あわじ市滝川記念美術館 玉青館の展示品

南あわじ市滝川記念美術館 玉青館の松帆銅鐸(青銅器)
  • 天井/雲龍図(入り口の吹き抜け)
  • 直原玉青画伯の南画作品(1階展示室)
  • 松帆銅鐸展示室(2階展示室)
  • 研修室

南あわじ市滝川記念美術館 玉青館では直原玉青画伯の南画を中心に2020年から同市で発見された松帆銅鐸が展示されています。

なぜ南画美術館に銅鐸? と感じる方がいるかも知れませんが南あわじ市滝川記念美術館 玉青館は市が管理する美術館なので場所や予算の関係で展示されているものと思われます。

観光客としては一度で2つの観光スポットが回れるので嬉しいものであります。

南あわじ市滝川記念美術館 玉青館の基本情報

名称南あわじ市滝川記念美術館 玉青館
住所南あわじ市松帆西路1137-1
電話0799-36-2314
公式サイトhttps://www.city.minamiawaji.hyogo.jp/soshiki/gyokuseikan/main.html
営業時間9:00~17:00
定休日月曜日、年末年始
入場料大人300円、大高200円、中小100円
駐車場あり
駐車料金無料
アクセス公共交通:陸の港西淡下車し、徒歩20分
車:西淡三原ICから車で3分。

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